ゴルフプライドの歴史
ゴルフプライド社は1949年に多才なトーマス・L.フェイウィックにより設立されました。 彼はオハイオ州クリーブランド出身の実業家であり発明家ですが、ゴルフをこよなく愛し ておりました。 エアークラッチブレーキの発明者であるフェイウィックは、偶然にもラバ ーは安全性と耐久性で革製のゴルフグリップに優るゴルフグリップになるのではないかと 考えるに至りました。
この新しいコンセプトを実践移すために、フェイウィックは直ちに優れた才能と洞察力を 備えたビル・ジャンカー氏とジム・カーンズ氏のが経営するオハイオ州のアクロンにある ウェストゲートラバー社と生産契約を締結しました。 初期に「Golf Pride」と命名され ました。この名前は当時人気だった車両オイルの名前「Gulf Pride」より想起したもので す。
Golf Prideグリップの人気は当初から着実に大きくなりました。 新しいラバーグリップ は感触と耐久性を改良しただけでなく、他にも利点をもたらしました。 従来の革製のグ リップより重量が軽く、より効果的に衝撃を吸収し、グリップ表面の高いトラクション性 能をもたらしました。
初の「スリップオン」グリップの導入により大きな転換期が1953年に訪れました。現在で はこの技術は簡単なもののように思えますが、当時は画期的な開発でした。 ゴルフプライ ドのスリップオングリップのインパクトは著しく、そして継続的なものであり、クラブメ ーカーにとってまさしく完璧なものでした。 新しいスリップオングリップはクラブメーカ ーの生産リードタイムとコストを直ちに変えてしまいました。 またゴルフショップの主要 なサービスであるグリップ交換を素早くそして安価にできるようにもしました。
1950年代半ばまでに、多くのクラブメーカーは、利便性と経済性からスリップオングリップ の採用へと移り変わりました。 Golf Prideは、ゴルフの世界ではすでに上昇気運にありまし た。 プロのウォリー・ウーリックとチック・ハルバートとともにゴルフプライドの推薦契約 をしたトミー・ボルトが全米オープンで劇的な4ストロークでの勝利を納めた1958年にゴルフ プライドは大きな人気を得ました。これは新しいスリップオングリップを使用した選手による 「メジャー」初制覇でした。
1960年代までに、スリップオン・ラバーグリップは、クラブ製造、クラブ修理、プロツアー、 その他ゴルフ競技や一般ゴルファーなどあらゆるレベルの使用で優れていると認められました。
今日、ゴルフプライドは、プロやアマチュアの主要トーナメントやあらゆるレベルのゴルフ競技 で80から90%の使用率を占めています。 またほとんでどの新しいクラブにゴルフプライド社が 製造したグリップを見かけることができます。 簡単に言うと、Golf Prideはゴルフではナンバ ーワングリップなのです。